家紋に関して

武鑑

2021年1月15日

戦国武将の家紋・旗・馬印を調べるとなると武鑑です。
江戸時代を徳川家康が征夷大将軍に任官した1603年からとすると、既に戦国時代は終わっていますが、寛永年間(1624年から1644年)にその原型が現れ、正保4年(1647年)の『正保武鑑』でその形態が整い、『延享武鑑』(1744年から1748年)『安永武鑑』(1772年から1781年)『安政武鑑』(1855年から1860年)等この本はその当時に書かれていますから信憑性が高いですが、通信が発達していない頃の物で編纂年によっては、役職名や石高等が異なることが有ります。
内容は、今で言うところの紳士録で、大名や江戸幕府役人の氏名・石高・俸給・家紋などを記した年鑑形式の印刷物です。
日本の印刷物として最古の物は奈良時代の神護景雲年間(767年〜769年)頃に作られた法隆寺に残る百万塔 陀羅尼と言われています。
その後に沢山の書物が残されてはいますが、印刷物として残るのは経典のような物ばかりで、印刷物として残る武鑑は当時の工業技術を知る上でも貴重な資料となります。
見聞諸家紋が応仁末年(1467年)から文明2年(1470年)までの間に成立したと推定されるので、これらの写本より図形がしっかりしています。
実際の本は所有しておりませんが国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧することが出来ます。

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