家紋に関して

新集家紋大全

2021年7月16日

『新集家紋大全』の初版は不明ですがこの本は、1991年6月に発行された第12版の単行本です。
著者は民俗学研究家の、本田總一郎氏です。
238種(モチーフ)5,116の紋を含む都道府県市章が紹介されています。
掲載されている家紋のサイズは小さいですが、印刷の質が良いので細部までわかります。
読み物としては10ページにも満たないですが、囲み記事は民俗学研究家の視点で書かれて参考になるところも有ります。
この本では5,116の紋が紹介されていますが、実際現在でも使われている家紋が4,500家紋位なのではないかと思わせる境目がわかる本です。
家紋が増え過ぎて『心なき上絵師の手遊び(てすさび)』と言う言葉で揶揄されることも有りますが、この本の囲み記事では、『本家紋と分家紋』として取り上げられていて分家は本家と同じ家紋を使うことが出来ない『嫡子相続法』なる法が江戸時代に存在していたことが書かれています。
この他、囲み記事では『家紋の禁止令』『家紋選定の意義』『家紋と川柳や狂歌』『家紋の衰退』『同姓で家紋が異なるのは?』『定紋と替え紋』が取り上げられています。
当店では、デジタルの家紋集になった今、古いアナログの家紋集も参考に、紋帖による紋の違い等も使い名称がが異なるが同一の家紋で有るなど、今後も統一された使われ続ける家紋の方を大事にしたいと思っています。

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