家紋に関して

大武鑑

金属活版印刷術は、ドイツ出身の金細工師、印刷業者ヨハネス・グーテンベルクが1445年頃に発明したとされています。
日本にも金属活字による活版印刷は、種子島に鉄砲が伝えられた1540年代、ヨーロッパの文化やキリスト教と共に入ってきて、天正遣欧使節団を通じて伝えられた技術に金属活字による印刷術がありました。
布教活動のために1590年に聖書の印刷所が開設されましたが、アルファベット26文字で表現できる、ヨーロッパの印刷と違い、その時は確立される前のローマ字による印刷だったと言われています。
日本で和文による金属活字印刷が行われたのは幕末と言われ、17世紀に作られた武鑑は、エッチングによる金属板印刷では無いかと思われますが、この大武鑑は昭和に入り図表以外の部分を活字起こしした物で、内容は、今で言うところの紳士録で、大名や江戸幕府役人の氏名・石高・俸給・家紋などを記した年鑑形式の印刷物を纏めた物です。
昭和10年出版の大武鑑は、国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧することが出来ます。

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