家紋に関して

卍の魔力、巴の呪力 家紋おもしろ語り

2021年6月18日

『卍の魔力、巴の呪力 家紋おもしろ語り』は初版2008年4月25日新潮社より発行された単行本の初版です。
本書は、奥付けに『家紋ものがたり』(『歴史と旅』2000年10月~2001年12月連載)、『実用講座/家紋の描き方』(『歴史百科』1980年3月~7月連載)、『紋』(『東京新聞』1993年5月1・8・15・22・29日掲載)などをもとに加筆したものです。
と書かれています。
まだ、デジタルの家紋集が一般的になる前の時代の本です。
本の後半では、紋の描き方が解説されています。
『割り出し法』と言う物で紋章上絵師の手によって、長い間継承されて来た伝統技法と、書かれています。
日本には、このような伝統技法が昭和の時代には沢山有りましたが、平成、令和と時が過ぎそれらは、デジタルに取って代わってしまった物も少なくありません。
読んでいて時代を感じてしまい、私の経験した職業でも無くなってしまった職種が沢山あるなと、感慨深い思いでいっぱいになりました。
最後の摺合せレベルで人の手に及ばぬところも有りますが、デジタル技術によりある程度までは熟練の技を短期間で習得することも出来ます。
今日では、CADで容易に作図することも出来ますが、多くのデジタルの家紋集がDXFデータではなくEPSデータで保存されていますので、Adobe IllustratorやCorelDRAWのような簡素なベクターベースのグラフィックソフトウェアで編集可能です。
当店では、EPSデータをCADで扱うDXFデータに変換してから編集することも可能で、家紋を3D化することは無いと思いますが、レーザー加工機以外のCNCルーターや3Dプリンターでの出力も可能です。

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